修理・サポート担当の伊藤です。
「パソコンの中に入っている写真をパソコン以外に保存したい」。
以前、お客様からこのような問い合わせを頂いたことがあります。パソコンは5年以上経過すると故障の確立が高くなって運悪く壊れてしまうとデータが消失する可能性があります。それを防ぐためにはパソコン以外の機器にバックアップを取ることが重要ですがどのような機器に取ればいいのか悩むこともあると思いますのでバックアップ機器とそれぞれのメリット・デメリットについて紹介したいと思います。
■外付けハードディスク
○メリット→容量が大きく一度保存したデータを消したり、追加したり自由にデータの書換ができる。
○デメリット→寿命が短く衝撃に弱い。値段も他の機器にくらべて高価。
■フラッシュメモリー(U SBメモリー・SDカード等)
○メリット→書き込み速度が速くハードディスクに比べると衝撃に強い。
○デメリット→書き込み回数に制限がありデータが自然消滅する可能性がある。
■光ディスク(CD・D VD・ブルーレイディスク等)
○メリット→寿命が長く、値段が安価。
○デメリット→傷や汚れの影響を受けやすく自由にデータの書換ができない。
■クラウドストレージ(インターネット上に保存)
○メリット→災害に強く無料で利用できる。
○デメリット→無料のプランだと保存容量が小さい
個人的には写真データのバックアップにはクラウドストレージの「Googleフォト」を利用しています。「Googleフォト」は写真データに限ってですが保存容量が無制限、しかも無料で利用できるサービスでGoogleならではの検索機能が強力で使いやすいのが特徴です。
ただ、インターネット上に写真データを保存するのに抵抗を感じる方もいると思いますのでその場合は長期的な保存という観点から考えると光ディスクへの保存がお勧めです。
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