修理・サポート担当の伊藤です。

「パソコンってどれぐらい使えるの?」サポート対応をしているとお客様からこのような質問をされることがよくあります。

普段使っている洗濯機や冷蔵庫等の寿命はなんとなくわかるけどパソコンの寿命はよくわからないという方も多いかと思いますが結論から言うとパソコンの寿命は5年です。洗濯機、冷蔵庫は10年、テレビでも7年ぐらいが寿命と言われているなかでパソコンは短く感じますね。基盤(マザーボード)やメモリ、ハードディスクなど色々な部品で構成されているパソコンですが一番故障が多いのがハードディスクです。このハードディスクの寿命が5~6年なのでその年数がパソコンの寿命と言われています。

もちろんハードディスクが故障した場合は部品交換をすればまた使えるようになりますが修理費が高額になる場合があるので5~6年使用したパソコンで高額な修理費を払うなら買い替えるという方が多いような気がします。

上の図は「バスタブ曲線」という時間と故障率を表した図でパソコン以外でも機械全般でよく使われますが時間経過に伴う故障率の変化から次の3つに分類されています。

・初期故障期間
・偶発故障期間
・摩耗故障期間

機械全般に言えますがどうしても初期不良というものがあるので最初は故障率が高くなっています。ただ通常はメーカー保証が1年間あるので初期故障期間の不具合はメーカー保証で対応できることが多いです。

パソコンの場合は4年目ぐらいから摩耗故障期間になりますがその期間から故障率が時間経過と伴に急激高くなっていくので購入してから4年以上経過しているパソコンをお持ちの方は定期的にデータのバックアップをする等、気を付けた方が良いかもしれません。

購入から2~4年ぐらいの偶発故障期間でも確率は低いですが不具合が発生する場合があります。それの対応としてメーカーや家電量販店では3~5年の延長保証を提供していますので心配な方は加入することをお勧めします。延長保証は家電量販店によって保証内容が異なる場合があるので加入時には注意しましょう。

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