修理・サポート担当の伊藤です。

先日、お客様から脅迫のようなメールが届いたので相談に乗って欲しいという依頼がありました。

メールの内容は「あなたのパソコンをハッキングした。個人情報をネットに拡散されたくなければお金を支払え。」というもの。

“結論としてはこのようなメールが届いても支払いなどせずに無視で問題ありません。”

金銭の支払いを要求する脅迫メールは独立行政法人の情報処理推進機(IPA)によると2018年10月頃に頻繁に相談があり、2019年9月までに累計1,300件にもなるとのこと。最近になってまた相談件数が増えているようです。

脅迫文には多様なバリエーションがあるようですが共通しているのは

・差出人が自分のメールアドレス
・パソコンをハッキングしたので個人情報を拡散することができる
・ビットコインで支払いを要求
・自分のパスワードが記載されていることがある

最初に記載したように、このようなメールがきても無視で構いませんがパスワードが記載されていた場合は注意が必要です。
記載されているパスワードが全然関係ないものであれば問題ありませんが実際に自分が使用しているパスワードの場合は情報が流出している可能性が高いので早めにパスワードの変更を行いましょう!

「仮想通貨(ビットコイン)で金銭を要求する迷惑メール」に関する相談件数の推移(IPAの資料より)

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