修理・サポート担当の伊藤です。
Windows8が発売されて2年半ぐらい経ちますが以下のようなサポートの依頼が何回かありましたのでご紹介します。
・電源をいれても黒い画面のままログイン画面が表示されない。
・デスクトップ画面表示後「Windowsサービスに接続できませんでした。」とメッセージが表示されWindows Liveメールが開かない。
これらはWindows8の高速スタートアップが原因で発生していると思います。
高速スタートアップはWindows８から新しく搭載された機能なのですが有効にするとその名の通りパソコンの起動が早くなります。
パソコンの性質上、他の家電と違い電源を入れてから使えるようになるのに多少時間がかかるのですが、この起動時間が短くなりユーザーからすると良い機能に思えます。
ただ、高速スタートアップを有効にするとパソコンをシャットダウンをしても完全に終了しているわけではなく「休止状態」という仮眠しているような状態になるので不具合が発生してしまうことがあります。
すべてのパソコンで不具合が発生するわけではないので一概には言えなのですが高速スタートアップは無効にしたほうがトラブル防止になると思います。
高速スタートアップの設定はコントロールパネルの電源オプションから設定可能です。
起動時間を短くするために高速スタートアップを有効にしたい場合は手動でたまに再起動をしてあげれば不具合発生は少なくなると思います。
それとデスクトップに高速スタートアップを使用しないシャットダウンボタンのアイコンを作ることもできますので興味がある方はご相談頂ければと思います。
