修理・サポート担当の伊藤です。

先日、パソコン教室の生徒さんから「パソコンの電源を入れてもWindowsが起動しなくて黒い画面にメッセージが表示される」という相談を頂きました。それと1週間前ぐらいから変な音がしているとのこと。お預かりして確認してみたところ「ハードディスク」というデータを保存する部品が故障しておりそれが不具合の原因だったことがわかりました。

パソコンは色々な部品で構成されており、ハードディスクはデータを保存するという重要な役割がありますが一番故障しやすい部品でもありメーカーによると部品寿命は5年と言われています。ハードディスクという名の通り金属製の円盤が複数枚搭載されていて磁気ヘッドという部品で円盤にデータを記録します。年配のお客様にはレコードプレイヤーで例えると理解してもらえることが多くレコード盤とレコード針をイメージしてもらえればわかりやすいかもしれません。今回の不具合はレコード針にあたる磁気ヘッドが故障してディスクに傷をつけたことによってデータが読み込めなくなりWindowsが起動しなくなったと考えられます。

Windowsが起動しなくてもハードディスクが故障していなければデータを取り出すことは可能ですが今回のように物理的に故障するとデータの取り出しは困難となります。どうしてもデータが必要という場合はデータ復旧専門の業者に依頼するとになりますが復旧料金が10万円以上かかることもざらにあり高額の料金がハードルになってデータ復旧をあきらめるお客様も多くいらっしゃいます。

今回のケースでは変な音が鳴り始めた時はまだ正常にWindowsが起動していたとのことなのでその段階でバックアップを取ればデータは無事だったかもしれません。いつもと違う音がするとか聞き慣れない音がするといった場合はパソコンに障害が発生している可能性がありますのでちょっといつもと違うなと思ったらご相談頂ければと思います。また大事なデータは定期的にバックアップを取りましょう!

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